ファッションから見る 2016年 リオ オリンピックの楽しみ方

ご機嫌いかがですか?
(美)ビジョンスタイルYOU 代表 ビジョンスタイリスト®良岡侑宙(よしおかゆう) です。

2016Rioオリンピックが開幕し、
連日、日本人選手の活躍で盛り上がっていますが、
その活躍を華やかに盛り上げているのが
選手が身に着けているユニフォームです。

実は、この公式ユニフォームを
人気デザイナーやブランドが手掛けている国があるのです。

そこで今回は、一部主観を交えながら
リオ五輪をさらに楽しむユニフォームをご紹介します。
(参考:モデルプレス ・ YOMIURI ONLINE

 

<フランス/ラコステ>
フランス代表が着用する全てのウェアは
ワニのマークが有名な「LACOSTE(ラコステ)」が手がけました。

フランスの国旗に使われているトリコロールカラーを使用し、
胸にはトリコロールカラーのワニのほか、
国鳥のニワトリもついています。

ホワイトをベースしたポロシャツは
レッドやブルーのラインが特徴的で
シンプルかつ爽やかな雰囲気ですね。

オリンピック フランス

 

<イタリア/エンポリオ・アルマーニ>
イタリア代表のユニフォームを制作したのは、
ジョルジオ・アルマーニ社の
「エンポリオ・アルマーニ EA7」
というスポーツラインのブランドが担当しています。

アルマーニの象徴とも言える色の
ミッドナイトブルー(濃紺)がベースとなっています。

上着は防水のフード付きジャケット。
ブルーのポロシャツの襟の後ろには、
「Fratelli d’ Italia(イタリアの兄弟)」の刺繍が施されています。
組み合わせるのは、カーゴパンツやバミューダパンツ。
ランニングシューズは、
イタリア国旗の色を使ったものと、 白とブルーのものがあります。

開会式などに着用するスーツも同社が担当しており、
イタリアンモードが凝縮されています。

選手が並ぶとブランドを象徴する「7」の文字が並んで
とてもインパクトがあります。

オリンピック イタリア

 

<アメリカ/ポロ ラルフローレン>
アメリカ代表のユニフォームを手がけたのは
「POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフローレン)」。
オリンピック・パラリンピックの担当は今回で5回目です。

星条旗の赤、白、紺を使った
ボタンダウンシャツやチノの短パン、デッキシューズなど、
アメリカン・トラッドの雰囲気です。

胸には、ラルフ・ローレンのアイコンであるポロがデザインされています。

開会式入場行進用ユニフォームは、
クラッシックなデザインながら、
フレッシュかつスポーティーに仕上げています。

街着としての着こなしの参考にもなりそうですね。

オリンピック アメリカ

 

<イギリス/ステラ・マッカートニー&アディダス>
イギリス代表のユニフォームは
「Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)」と
「adidas(アディダス)」が共同制作しています。

レッド、ブルー、ホワイトのユニオンフラッグカラーの色使いに
現代的なシルエットは、モダンながらどこか新鮮です。

ちなみに、デザイナーのステラ・マッカートニー(写真中央)は、
元ビートルズのポール・マッカートニーと
リンダ・マッカートニーの次女です。

オリンピック イギリス

 

<スウェーデン/H&M>
4年前に開催された
冬季ソチオリンピック&パラリンピックに続き
スウェーデン代表ユニフォームは「H&M」が担当です。

日本でも人気のファストファッションのブランドですが、
高い機能性とファッション性を両立させているだけでなく、
ほとんどの素材が
リサイクル・ポリエステルなどの素材を使用しています。

黄色と青の補色の組み合わせが
鮮やかで目を引きますね。

オリンピック スウェーデン

 

<カナダ/ディースクエアード>
カナダの選手団が開会式で着用するユニホームをデザインしたのは、
「ディースクエアード」というブランド。

1995年 カナダ人の双子の兄弟ディーンとダン・ケイティンが
設立したブランドで、ミラノコレクションの常連です。

カナダ国旗を象徴する赤と白を基調とし、
バックにはメイプルリーフを描いたデザインは
SNS などでも評判が高いそうです。

スポーティーでほんのりストリートなテイストがあり、
長めのトップスを覗かせる着こなしは、若者ウケしそうですね。

オリンピック カナダ

 

<日本/高島屋・アシックス>
では、日本選手のユニホームは・・・と言いますと、

結団式や開会式などの公式行事に出席する際や、
渡航用の服装のデザインは公募で、
結団式・開会式などに着用する赤と白の式典用スーツと、
ネイビーの渡航用スーツの2モデル。
制作を高島屋
が担当。

式典用は男女とも赤いブレザーに白いズボン。
デザインコンセプ トは
「情熱~深紅に宿る、太陽の熱量をちからに~」。

一方、公式スポーツウェア、シューズ、バッグは
アシックス
が担当です。
コンセプトは「CONNECT(つながる)」。

表彰台で着用するトレーニングジャケットは
桜をモチーフにしたデザインを肩の部分に施し、
服には「JAPAN」のロゴがついています。

ポロシャツの素材は、
世界で初めて開発された完全植物由来成分100%の
ポリエステルを使用し、吸汗性、速乾性に優れているそうです。

オリンピック 日本

 

・・・でも、正直、
日本の赤いブレザーに白いズボンは
選手が着るから様になるけれど
ちょっと昭和感があり、
もう一工夫欲しいところと感じてしまいますが・・・

 

=========
機能性とデザイン性はもちろんの事、
其々の国のイメージや誇りを表現したデザインとなっていますね。

カッコよく鍛え抜かれた選手たちが着用した姿を見ると、
ファッションモデルなどでは表現できない
素晴らしいアピール力を感じます。

 

残り約1週間、
更なる選手の活躍と、大会の成功を祈りたいですね!

 

直線

【電子書籍&POD版(紙書籍)】
【人生をワンランクアップさせる!男術入門】
~男の曲がり角を【V6】メソッドで脱出する~

★電子書籍
アマゾン http://www.amazon.co.jp/dp/B01ABNG0EK/
楽天 http://books.rakuten.co.jp/rk/03618c76dfbc3604a583048a6372453f/
POD発売(紙媒体書籍) 
アマゾン http://www.amazon.co.jp/dp/490835507X/
楽天  http://books.rakuten.co.jp/rb/13684055/

表紙_男術入門2