【ダンディ男塾】ビジョン対談> Vol.1 近藤英明様(KONDO Coaching Office)
はじめに
本日は、近藤英明さんのお仕事に関して、様々なお話をお伺いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では早速ですが、最近独立なさったとのことですが、その経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか?
はい。独立したのは、今年の3月です。
私は、大学卒業後、日本IBMに就職し、その後ソニーグループやアクセンチュアなどIT企業を中心に数社を経験し、管理部門でのマネジャー職を経験、直近の会社では部長を務めました。
でも、昔から、いずれは自分が本当にやりたい分野で独立したいと考えていましたので、勤務先の退職金割増の制度を利用して退職、独立することにしました。
そうなのですね。会社勤めを辞めることに抵抗はなかったですか?
これまで、主にIT企業や外資系企業への転職を数度経験する中で、それなりにステップアップを繰り返してきたのですが、単にどんどんキャリアアップしていくことが、将来本当にやりたい仕事ができる、ありたい自分になることにつながるのか?といえば、実はそうではないということが分かっていましたので、会社に勤務していた間も、常にいずれは独立を、と考えていました。
会社員時代、スキルアップの一環として、仕事をしながら資格を取り始め、いつの間にか30以上の資格を取得していました(笑)。
でも、決して資格を集めていたわけではなく、本当にやりたいこと、仕事に必要な知識を、短期に効率よく身に付ける手段として資格を利用したという感じです。
・・・続きは、ビジョンスタイルYOU ブログ 【 Menz Style YOU 】:vol.1-1 プロフィール&はじめにをご覧ください
コーチングを始めたきっかけ
今、資格というお話がありましたが、とても沢山の資格をお持ちですよね?
全部お仕事に関係することですか?
はい、もちろん仕事のためにとった資格がほとんどです。
ただ、もともと勉強好きだったということではなく、こなすべき仕事の基礎的なスキルを身に付けるためには、単に関連する本を沢山読むというより、学んだことをアウトプットして自分の理解を確認できる、資格を目指すほうが、試験という期限もありますし、合格による達成感もあるので、むしろ効率的だと考え資格を取ってきたという感じです。
そういえば、私たちは、コーチングを通して知り合いましたね。
近藤さんが、コーチングをやろうと思ったきっかけは何だったのですか?
企業でマネジャーとして仕事をしていると、どうしても組織を引っ張って成果を出すことが求められますよね。
そのためには “リーダーシップ”が必要ですが、経営大学院に通っていたときに、「リーダーシップ論」という科目でコーチングを学んだのが、大きなきっかけです。コーチが、クライアントの目標達成をサポートするコーチングは、自分のマネジャーとしての仕事、特に人材育成面で大変役立つスキルだと感じましたし、とても面白くやりがいがあるので、いつかは自分の本業にしたいと思うようになりました。
コーチングというのは、仕事面に限らず、生活の大変広い範囲で活用できます。
人とコミュニケーションをしたり、目標達成を目指したりするうえでも大切なスキルだと思います。
コーチングというと、“単に上司が部下を使いこなすためのスキル”のように思われているところもありますが、そうではないのだということや、コーチングの本質的な価値について、 伝えていきたいと思っています。
そして、コーチングをを自分のライフワークとして、本質を理解し、たしかなスキル、知識や経験を持った本格派のコーチとして活躍したいです。
では、会社を退職なさった一番の理由は、コーチとして独立したいということだったのですか?
はい。いずれはコーチとして独立したいと思っていたわけですが、それが今年になったというのは、やはり勤務していた先で退職優遇の制度があったというのが大きな理由でしょうね。
その意味では、ちょうど退職するタイミングが来たという感じです。
独立にあたっては、コーチに加えて、同じく「ヒト」の問題を扱う社労士の仕事も合わせて行うことにしました。
コーチという仕事に対する近藤さんの「想い」の強さを感じますが、ご自身のコーチとしての理想像はどのような姿ですか?
そうですね、日本ではまだコーチが十分確立された職業とはいえない面があります。
今後、コーチという職業が社会に広く認知され、プロフェッショナルとしての確固たる社会的なステイタスのある職業として確立されることを目指したいです。
私自身、そのための自己研鑽を図るのはもちろんですが、こうした想いもあって、今、国際コーチ連盟(ICF)日本支部のお手伝いなどもしつつ、その下地作りをしています。
国際コーチ連盟は、世界最大のコーチの組織で、いわゆるグローバル・スタンダード的なコーチングのあり方を広めています。
私自身も、2015年中には、国際コーチ連盟の認定コーチの資格を取り、正統派のコーチとしてより活躍すべく、勉強中なんですよ。
いわゆるコーチを名乗る人の中には、残念ながら見かけ倒しの人や、これがコーチ?と思うような人が多く存在しているようにも感じています。
私は、あくまで地に足のついた政党は、本格派のコーチとして見てもらえるようになりたいです。
・・・続きは、ビジョンスタイルYOU ブログ 【 Menz Style YOU 】vol.1-2:コーチングを始めたきっかけをご覧ください
自分のミッションとは
ちなみに、近藤さんが影響を受けた人や、目標とする著名人などはいらっしゃいますか?
そうですね、例えば、世界No.1コーチといわれるアンソニー・ロビンスのような方の考えは知っておきたいです。
もっとも、私のコーチングの場合、あのようなパワフルさを求めているわけではないのですが(笑)。
また、最近、とても人気が高まっている、アルフレッド・アドラーの「重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである」という言葉は、自分がこの人生で果たすべき役割について深く考えるきっかけになりました。
また、イギリスの文学者、サミュエル・ジョンソンの、「短い人生は、時間の浪費によっていっそう短くなる」という言葉に、時間の大切さを再認識させられました。
・・・続きは、ビジョンスタイルYOU ブログ 【 Menz Style YOU 】:ビジョン対談 vol.1-3:自分のミッションとはをご覧ください
【資格ソムリエ】について
確かに人との関わりというのは、難しいところがありますが、自分が求めている人と上手く繋げていくことについて、今取り組んでいることはございますか?
今度、読書会を開催します。
“読書は「アウトプット」が99%”(藤井孝一著/三笠書房)という本がありますが、読書会などを利用しアウトプットを意識して本を読むことは、本の理解を深めるにも役立ちますし、一度に多くの本と出会うことができ、大変有益だと思います。
読書は、本からの学びを自分の中に蓄えていくことによって、自分自身を豊かにし、まさに人格を形成するために非常に重要なことだと思うのです。
本を読むことで、ボキャブラリーも増えますし、話し方のレベルアップにも役立ちますよね。
やはり、本をたくさん読んでおられる方は、話す内容にも教養のバックグラウンドが感じられるといいますか・・・
そうした人間性の磨くことへの志の高い方々と繋がっていきたいです。
・・・続きは、ビジョンスタイルYOU ブログ 【 Menz Style YOU 】:vol.1-4:【資格ソムリエ】についてをご覧ください
ファッション・見た目の重要性
今、人生のミッション、あり方というお話がありましたが、私も近藤さんと同じように“ビジョンスタイリスト”という言葉で商標登録を受けました。
この言葉には、その人の生き方、つまりはその人の美学というものを描くサポートを長きにわたって行い、その人と繋がっていきたいという想いが込められており、その想いで日々活動しています。
私の場合は、ファッションとコーチングという手法で行っていますが、ファッションにはその人の意識や生き方、社会的地位などが現れると思います。近藤さんは、ファッションについての意識というものをどのように捉えていますか?
本人を引き立てるためには、ファッションは重要な要素ですから、外見もそれなりに(笑)意識しています。ちょっとした工夫や見せ方で、存在感も変わってきます。
今の時代、自分を効果的に演出していくことも必要ですね。それにより、パフォーマンスも変わりますし、人とも関わりやすくなってくる。人との関わりが深まることで、内面も分かってもらえる。
見た目が変わるということは、自分自身の発信のあり方が変わるということでもあります。
“男は見た目じゃない”、たしかに一理ありますが、むしろそのように考えている人こそ、見た目を気にすればもっと色々発信できるのに・・・と感じることもあります。
見た目を変える、想いを外見からも伝えていくというのは、素晴らしい表現方法ですよね。
・・・続きは、ビジョンスタイルYOU ブログ 【 Menz Style YOU 】vol.1-5:ファッション・見た目の重要性 をご覧ください
最後に
とても精力的に活動され、そして自己管理、自己基盤ができていらっしゃるように感じられる近藤さんですが、1年後のご自身の目標、イメージを教えていただけますか?
これから、発信力を大いに高め、コーチとして目立つ、特別な存在になりたいと思います。そして、色々な場面、できれば雑誌等も含め、メディアにも出演したいです。
そのためにも、今後、セミナー、勉強会、読書会の開催や、企業研修などに積極的に取り組みたいと思っています。
そして、メディアに掲載していただけるような繋がりを作っていきたいです。
・・・続きは、ビジョンスタイルYOU ブログ 【 Menz Style YOU 】 vol.1-6 【最後に】 をご覧ください
近藤英明様:プロフィール
KONDO Coaching Office
GCS認定コーチ/ビジネス・プロフェッショナル・コーチ
中央大学法学部卒、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科修了。
日本IBMで営業、法務、ソニーグループで法務に携わった後、アクセンチュアでシニアマネジャー、外資系IT企業で法務総務部長等を歴任後、独立。
会社員時代、難関国家資格を含む約40の資格を短期取得、大学院でリーダーシップ論等を研究し、MBA取得。
主に経営者、ビジネスパーソン、士業等を対象にビジネス・コーチングを行う他、人材開発、メンタルヘルス、コンプライアンス推進等に取り組む。
趣味は、読書、自然散策。社会保険労務士/MBA