パンツのシルエットについて・その1

 

ごきげんいかがですか?
ビジョンスタイリストⓇ良岡侑宙です

 

洋服は、形によって様々な名前が付けられています。
パンツも然りですが、最近はその種類が増えてややこしいですよね。

そこで、スタンダードなパンツの名称について5タイプお伝えします


なお、どれをスタンダード(ストレート)にするかは、
ブランドによって差があります。

あるブランドのストレートは、
別のブランドのスリム並のサイズ感だったりすることはよくあります。
パンツこそ、実際にお店で比べ、履いて確かめるのが一番です。

 

1)ストレートパンツ

名前の通り、真っ直ぐなシルエット。


細すぎず太すぎず、足のラインを出しすぎない
いわゆる「スタンダード」と呼ばれる、パンツの基本であり、定番型です。

 
ただ近年は時代の流れか「ストレート」に分類されるパンツも、
細身化が進んでいます。

2)ワイドパンツ

幅が裾まで広いパンツで、身体のラインを拾わないほどの
ゆとりあるシルエットのものを指します。


「バギー」もワイドパンツの一種といえます。
個性的な印象になりがちで、着こなすにも慣れが必要かと思います。

3)スリムパンツ

ヒップから裾まで全体的に細身のシルエットです。

 
腿からふくらはぎ、足首まで全部細めのものが、スリムに分類されます。

割と足の形が出ますが、すっきりとした印象に映り、
合わせやすく人気のある形です。
細い分、動きにくいという欠点もあったりしますが、
欠点を補うべく、ストレッチ素材を採用している製品も多いです。

4)スキニーパンツ

ピッチリと履くと肌のように足にフィットし、
ストレッチ素材でフィット感が高く、脚やヒップラインが出ます。

ゆえに、ラインを気にする方は、
なかなか履きこなすのが難しいアイテムで
好き嫌いも相性も大きく分かれるパンツです。

5)テーパードパンツ

膝から裾に裾に向かって細くなっていくシルエットを指します。

足の形がきれいに見える、足長効果があるとして、男女共に人気が高い形です。


「ストレートテーパード」「スリムテーパード」と説明されることも多いです。
この場合は
「お尻や腿部分は基本ストレート(スリム)フィットだが、膝から下に
かけて細くなっているテーパード型」
という意味です。
大抵、このように「用語の合わせ技」で説明されることが多いです。
 

お尻が大きい・腿が太いというコンプレックスがある方に、特に人気です。

 

 

形にも流行がありますが、ご自身に合うタイプを覚えておくと
服選びに便利ですよ