流行りのパンツのシルエット・その2

ごきげんいかがですか?
ビジョンスタイリストⓇ 良岡侑宙です。

 

前回、パンツの定番の形をお伝えしましたが
今回はちょっと流行りの形についてお伝えします。


形のよって合わせるイメージや、似合う丈、太さ(幅)などもありますので、
やはりパンツは要試着!です。

6)クロップドパンツ(アンクルパンツ)】

丈がやや短くなっているパンツのことで
「アンクルパンツ」と呼ばれることも多いです。

 
ブランドによって丈の括りが割とバラバラなので、
7~9分丈くらいのちょっと丈が短いパンツ
…くらいに捉えておけばよいでしょう。
 

クロップドパンツの多くは、シルエットがスリムやテーパードと細めです。
足首が出るデザインのため、主に春夏シーズンに販売されることが多いです。

7)リブパンツ

裾がリブ(ゴムでキュッとなる)のパンツです。
最近流行の「ジョガーパンツ」と言われるものや、
スラックスの裾にリブが付いていれば、それもリブパンツの一種です。
 

ゴムがフィットするため、足首が締まって見え、足が細く見える説があります。
スウェット素材でゆったりとしたもの、
スラックスのようにきちんと見えるものなど、種類は様々です。

8)サルエルパンツ

股下が深い、イスラム文化圏の民族衣装のようなパンツです。
サルエルといっても股下の深さはモノによって様々です。

 
昔、MCハマーが履いていた(古い・・)と言えば
何となくわかる方もいらっしゃるかな?

 
スカートのような筒に足首を出す穴だけが付いているものから、
若干股下がゆったりしているくらいのものまで、多種多様です。

 
適度なサルエルならば見た目も奇抜すぎず、
お尻や股の辺りをカバーしてくれます。

9)ブーツカットパンツ

一昔前に流行った「ブーツカット」。

腿から膝までは細身で、膝から裾にかけて広がっていくシルエットのものです。


「カウボーイパンツ」「ベルボトム」「フレアーパンツ」などと
呼ばれたりもします。


今は真逆のシルエットである「テーパード」がトレンドということもあり、
お店では滅多に見なくなりました。

10)ガウチョパンツ

裾広がりのゆったりとした7部丈程度のワイドパンツです。
 

レディースでは定番になってきましたが、メンズでも結構登場していますが、
さすがにレディースほどヒラッ、サラッとはしておらず、
丈が短いワイドパンツといった感じに仕上がっているものが多いです。

 
七分丈位なので、フルレングス(足全体を包む長さのもの)の
ワイドパンツより見た目の軽さがあり、コーディネイトしやすいです。

 
身体のラインを拾わないため、体型カバーも期待できますが、
基本的には、メンズファッションでは、
若者向けのアイテムといった感じです。