快適なゴルフウェアでスコアアップ!

ごきげんいかがですか?

先日、ゴルフに行きました

さすがに、この時期、一日中屋外にいるのは
暑さとの戦い?でもありますね

少しでも涼しく楽しくプレイしたい!

そんな時は、クール素材のウェアがおススメ!
これにより、体感温度を下げる効果が期待できます

 

ちなみに、夏の洋服以外にも、マスクなどでも
接触冷感素材が増えていますが
どんな素材なのでしょうか?

  

「接触冷感」素材とは

接触冷感素材とは、触るとヒンヤリと感じる生地のことですが
接触冷感=冷たい素材ということではありません

接触冷感に優れた繊維はいくつかありますが、
天然素材である麻、
化学繊維ではレーションやキュプラ 、ポリエステル、ナイロン
などがあります

 

冷たく感じる要因は 

では何故、それらが冷たく感じるのかというと
次の3点が関係しています
  

①繊維中に水分を多く含むこと

水分を多く含む親水性の高い繊維の特徴として、
吸水性と発散性が高さがあります

このような特徴を持った繊維は素早く水分を吸収し、
繊維の中の水分を発散させる時に
周囲の熱を奪う作用が働くと言われており、
生地の内部を常に快適に保つことができるといわれています

②熱伝導率・熱拡散率が高いこと

そもそも人の肌には熱伝導という、
肌が物体に触れた時に触れたものに対して
熱が移動するという性質があります

熱伝導率が高い素材は
多くの熱を奪ってくれるため、
結果的に触れた部分が冷たく感じるのです

③触った時に少し硬く感じる(シャリ感)こと

肌に着かず、清涼感のある生地の風合いは
「シャリ感がある」と表現されることがあります

シャリ感のある生地は触れたところが
涼しく感じると言われており、
少し硬さのある麻など、シャリ感がある素材として
夏物の洋服にもよく使用されることが多い

これらの影響の他に、
生地内の水分を素早く吸収・拡散して
気化熱を奪うなどの手法もあります

こうした特徴を持った生地に触れると、
肌から生地へ瞬間的に熱が移動して
冷たく感じるのです
 

接触冷感の基準となる数値

熱が移動して冷たく感じる接触冷感ですが
この移動量は接触冷湿感評価値
Q‒max(W/cm2)
で数値化されます

この数値が高いほど「冷たい」と評価することができ、
0.2W/cm2以上が冷たく感じる目安とされています

目安
「0.2〜0.3で優しいひんやり感
「0.4で標準的なひんやり感」
0.5以上で強いひんやり感」
を肌で感じることができると言われています

接触冷感の注意点

肌に触れた部分がひんやり感じる接触冷感ですが、
吸湿性や吸水性のない素材を選ぶのは要注意です

ナイロンやポリエステルなどは
吸湿性、吸水性が低いと言われています 

吸湿性や吸水性が低い場合、
体から発散される気化熱をうまく吸収することができず、
衣服の中がムレてしまいます

そのため、せっかくの接触冷感も
意味がないものになってしまいがちです

接触冷感の繊維を選ぶ際は
吸湿性と吸水性が高い素材を選ぶとよいでしょう

 

最近のスポーツウェアは、
素材感に様々な工夫がされているものがあります

 

ゴルフは屋外のスポーツなので、
涼しい快適なウェアで
スコアアップを目指してくださいね!