ネクタイの素材によって結びやすさが違います

ご機嫌いかがですか?
(美)ビジョンスタイルYOU 代表 ビジョンスタイリスト®良岡侑宙(よしおかゆう)です。

 

前回、スーツのVゾーン【パワードレッシング】に気を遣うだけで、
スーツの着こなしがアップするだけではなく、
相手に与える印象もプラスにすること

そして
タイの色や柄ばかりに捕われがちですが、
タイ自体の品質を見分けることが重要であることをお伝えしました。

 

今回は、「タイの素材」の種類をお伝えします。

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【シルク】
上品な光沢と独特の風合いを持ち、繊維の女王とも呼ばれるシルク。
軽くて丈夫、弾力性と発色性に優れています。
軽くてなめらかな手触り、しわになりにくい等の特徴は、
ネクタイの素材に最適です。
非常に柔らかいのでネクタイとしては結びやすく
ネクタイを選ぶ上では第一選択の素材と言えるでしょう。

【ウール】
ウールの最高級品といえば山羊の毛であるカシミヤですが、
羊毛に限っていえばメリノ・ウールが最も上質で、
これは日本のウールの80%を占めます。
弾力、張りがあり、しわになりにくいのが特徴です。
暖かみがあり、光沢がないので落ち着いて見える素材なので、
秋冬にピッタリのネクタイと言えるでしょう。
ツイードジャケットなどと合わせると統一感のあるコーディネートができます。
生地は薄手のほうが締めやすく、ノットがスッキリします。

【麻】
麻の中でも、ネクタイに使用されるのはリネン(亜麻)とラミー(芋麻)。
ベルギー、オランダ産が上質です。
リネンは比較的上品で繊細な風合いを持ちます。
ラミーは硬く、弾力性に乏しいですが、強度は優れています。
いずれも、しわになり易いという欠点はありますが、
涼感があり、吸汗速乾性が高く、抗菌、消臭性にも優れているので
夏の素材として人気です。
見た目も涼しげな雰囲気をつくることができるでしょう。

【綿】
綿(コットン)素材は多くの衣類に使われており、
非常に幅広い用途から多くの人に愛される素材と言えます。
素材自体の特徴としても、肌ざわりの良さがあります。
ネクタイとしては丈夫で美しい発色を作りやすいので、
デザイン性の高いものなどがありますが、
但し、しわになり易く、洗うと縮む等の欠点があります。
絹、麻、毛等と混紡で使われることもあります。
繊維の先端が丸みを帯びているためで、
肌を刺激しにくいので、デリケートな肌の方には
特に好きな方が多いようです。

【ポリエステル】
弾力性に富み、しわになりにくいです。
ポリエステル素材のネクタイは、非常に安価なネクタイ
比較的使用される素材と言えます。
お手入れがしやすいというメリットがあります。
しかしシルクに比べるとどうしても結びの締まりに違いがでます。
これは結ぶ時点でも違いを感じることができるでしょう。

【アセテート】
軽く光沢があり、しわになりにくく、ニット・タイに使われる事が多いです。
アセテートとは、天然素材の風合いを持ちながらも、
合成繊維の機能性も持っている素材であると言えるでしょう。
このようなことから“半合成繊維”と呼ばれており、
シルクのような感触や光沢感と、きれいな発色が特徴です。
ネクタイとしては、シワになりにくいというのが大きなメリットです。
またコストも比較的安いものが多いようです。

【レーヨン】
絹のような光沢を持ち、染色性に優れていますが、強度は劣ります。
レーヨンとは、絹に似せて人工的に作った合成繊維です。
その特徴は、吸湿性が高い点であると言えるでしょう。
ただし水を吸い取ったレーヨンは膨張していまい、
繊維の径が太くなってしまうという特性があるため、
濡れると形がいびつになりがちなのが問題とされています。
ネクタイには裏地などに使われる場合が多く、
全体がレーヨンの素材のネクタイは数少ないと言えるでしょう。

 

ネクタイを結ぶときに、その違いを感じる事が出来ると思います。

季節や用途に合わせて
ぴったりあった素材を見つけてみてくださいね!

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