モノクロ=無難な色?
ご機嫌いかがですか?
あなたの思考を具現化するビジョンスタイリスト®
良岡侑宙(よしおかゆう) です。
只今、【ビジョンカラー診断】を申込受付中ですが
それに併せて、数回、色についてお話させていただきます。
さて、色というと、何十色もありますが、
基本は赤、青、黄色の3色が原色と言われます。
それを混ぜて、様々な色が広がります。
例えば、赤と黄色を混ぜる→橙色 のような感じです。
ちなみに、色は色の三属性と言われる
「色相」「明度」「彩度」
で表現されています。
その色相で基本となっているのは
虹色(赤→橙→黄→緑→青→藍→青紫)ですが
色の分類は大きく分けて2つあります
〇有彩色
無彩色(白・黒・灰色)以外の色
→色の三属性(色相・明度・彩度)を使って表すことが出来る
〇無彩色
色みがない色 「白・黒・灰色」
→色相・彩度はなく明度のみで表します
この無彩色を一般的に「モノクロ」として言われていますが
モノクロにも定義があるらしく、このように書かれていました。
モノクロとは、モノクローム(monochrome)の略。「単色」の意。単色で描かれたイラストに付けられるタグ。一つの色の濃淡だけで表現された画像でなければならないが、必ずしも白黒(グレースケール)画像なわけではなく、「白地に赤」や「緑地に黒」など何でも当てはまる。「カラー」「有彩色」などが対義語になる。
普通、「モノクロ=白・黒」のイメージですが、
この定義でいうと一概にもそうでは無いようですね。
白・黒のイメージ
ちなみに、無彩色の白・黒・灰色の色の持つイメージを例に挙げると
(参考:色カラー)
〇白
ポジティブイメージ(一例):潔癖、平和、祝福、勝利
ネガティブイメージ(一例):冷淡、薄情、空虚、味気ない
〇黒
ポジティブイメージ(一例):高級、神秘、自信、威厳
ネガティブイメージ(一例):絶望、孤独、恐怖、暗い
〇グレー
ポジティブイメージ(一例):上品、落ち着き、穏やか、信頼
ネガティブイメージ(一例):曖昧、無気力、憂鬱、地味
色のイメージをファッションに活かす
黒は全ての色を吸収・遮断し、周囲の色を
引き締めて目立たせる効果があります。
逆に白は、光を反射する最も明るい色で、
暗い色を引き立てる効果があります。
ファッションで黒、白を用いると、
コントラストがはっきりするので、
「クールでオシャレ」
という印象になります。
また、モノクロの写真などをみると
先程の印象の他に、想像力をかきたてることも
出来る色でもあると思います。
「無」の色だからこそ、他の色が際立ち
また、単体の持つイメージが明確なので
意思のある色という印象を与えることが
出来るのでしょう。
モノトーン=無難な色
と考える方が多いですが、ファッションにおいて、
無難=合わせやすい色
というのとは、意味が違ってくると思います。
意味を考えると、無難とはいえないのではと感じます。
むしろ、意味のある色を着ているという意識で
取り入れて欲しい色でもあります。
人は、色から様々なイメージやメッセージを感じ取ります。
ファッションやアイテムを選ぶ際に
相手に、どういう印象、心理を与えたいのかを考えて、
モノクロという色を使ってみてはどうでしょうか?
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