【メンズ】夏シューズの種類:ローファー

ごきげんいかがですか?

夏におススメの、シューズの種類と特徴などについて
数回に分けてお伝えしています

4回目は「ローファー」です

①「デッキシューズ」
②「スリッポン」
③「エスパドリーユ」

ローファー

ローファーとは

「ローファー」という言葉をよく聞くと思いますが、
紐がついていない、かかとの低いスリッポン状の革靴のことで、
語源の、ローファー(loafer)=”怠け者の”と言う意味
に表されるように、脱着が楽な靴の事を言います

バックルや紐がなく,カジュアルな装いに合せやすく,
男女を問わず広く愛用されています

甲の部分には舌状の切替えがあり,その装飾性により
コインローファー、ビットローファー,タッセルローファー
などの種類があります

ビジネスシーンでも使われることが多いですが、
1924年ころロンドンで生まれ、
室内用のカジュアルな靴として使用され、
正装には使えない靴です

 

素材

ローファーに使われるレザー(革)は、
縦・横方向に伸びにくい素材で
それが型くずれしにくいというメリットにつながります

天然皮革(本革)のメリットは、
高級感があり、履くほどに足になじむこと

合成皮革は、本革とくらべて伸びにくいで
型くずれしにくいですが、
足になじみにくいこともあります

スウェード仕立てのものもあります

リアルレザーと比べて、履き心地がよく
手入れもしやすいです

  

ローファーの種類

コインローファー(ペニーローファー)

ローファーのなかで、目にする機会が多いのが
コインローファー(ペニーローファー)

1950年代にアメリカの学生が、
ファッションとしてペニーと呼ばれる1セント硬貨を
甲部分の切れ込みに差し込んでいたことが、
ネーミングの由来とされています

日本の学生靴などでも良く使われるので
履いたことがある方も多い、
シンプルで、かつオーソドックスなタイプです

  

タッセルローファー

甲の部分に房があしらわれたデザインのモノを指します

別名タッセルモカシンとも言われており、
モカシン縫いがされているつま先部分と
タッセルと呼ばれる房飾りの施されれています

 

ビットローファー

甲部分に馬具を模した飾り金具が付いているのが特徴です

1966年に、グッチが馬のハミの一種をサドル部分に
デザインしたローファーを発表したのが
始まりだといわれています

 

ヴァンプローファー

装飾がなく、つま先部分がやや跳ね上がった
デザインが特徴です

シンプルなデザインが特徴的で
「コブラヴァンプ」とも呼ばれています

 

アドバイス

どんなコーディネートにも合わせやすく、
コーデによって印象が変わるローファーですが
レースアップシューズほど堅苦しさはありません

ビジネスシーンなどの場面で使われることも増え、
特にビジネスカジュアルやオフィスカジュアルなど
堅すぎないアイテムとしても取りれられます

 
また、カジュアルなファッションに合わせると、
品のあるきちんと感がプラスされます
 

ローファーに使われる革は、
先に述べたように伸びにくい素材なので
選ぶ際には、足にゆとりをもたせるよりは
足にピッタリフィット、もしくは少しきつめ
(小さめ)のものがよいとされています

 

靴下を履かないイメージがありますが
素足に見えるフットカバー、見えない靴下
を履くのがよいでしょう

もしくは、長めのソックスを履いてもよいですが、
中途半端に短いくるぶしソックスは
肌も靴下も両方見えて中途半端なイメージなので
控えた方がよいでしょう

 

オン・オフに使えるローファーは
一足持っていると非常に重宝する革靴です