ストレスを抱え込ませないために、【聴く】を心がける
ごきげんいかがですか?
前回の五月病の方のお話をいたしましたが、
今回は対策の一つとして
「聴く」コミュニケーションをお伝えします。
「きき方」とは
前回、ストレスの原因を取り除く方法の一つとして
相手の話を「きく」ことをお伝えしましたが
「聴く」 と言うのは、コミュニケーションとしての第一歩です。
けれど、単に話を「聞く」ではなく、
・相手の言うことを受け入れる
・言葉以外の動きなどから意味を読み取る
・相手に敬意を払う
・純粋な気持ちで相手とつながろうとする
といった心配りが必要です。
コーチングは、「聞く」ではなく「聴く」という
五感を通して、心で「聴く」ということをポイントとしています。
ある程度、年齢を重ねたり
付き合いが長くなると
何となく、会話を流して「聞く」ことがあると思います。
または、聞いたことに対して、
まずは受け入れる事が必要ですが、そうでは無く
「それは違う!」と自分の意見を言っているかもしれません
もしかしたら、相手の方は
「聴いて欲しいのに、聴いてもらえていない」
というストレスを溜めこんでいるかもしれません。
コミュニケーションとして、聞いていることが
その方法を間違えてしまうと
実はストレスの原因になることもあるのです。
「聴く」を心がける
最近は、色々なツールが増え
文字や絵でのやり取りで
コミュニケーションが取れていると感じがちです
けれど、本当は
もっと話を聞いて欲しい・・・
もっと近くに寄り添ってほしい・・・
と思っているかもしれません。
もちろん、新入社員の方も
そのような事が話せる、話すことが出来る
雰囲気や人を見つけることも大切です
けれど、現代社会では、そうはいかないこともあるかと思います
もしかしたら、あなたの周りでも
何か想いをため込んでいる方が居るかもしれません
気が付いた時には、
もう 「辞める」 という決断に至っているかもしれません
そのために
・普段から相談事を打ち明けることが出来るようなコミュニケーションづくり
・それを汲み取ることの出来る人材の配置や、窓口の設置
・個人としてのストレス軽減法を促進
・・・など、ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方のできる体勢を
一人ひとり、そして社としても整えていきましょう。
そして、
不安や心配を一人で抱え込ませないように、
職場の同僚や同期、家族や友人などとの
相手の悩みを聴き、早期問題解決とストレス軽減を図り
良好なコミュニケーションを大切にしましょう。
普段から良好な「コミュニケーション」を図り、
ストレスを溜めこませないことが、
五月病を防ぐだけではなく、職場環境も改善されます。
但し、あまり相手に入り込みすぎるのも、
人に依存してしまうといった事にもなりかねませんので、
程よい距離感の元、信頼関係(ラポール)を築いて下さい。
現代社会において
現代は、新人のみならず、管理職もストレスにさらされる時代です。
会社全体で社員の心身の健康を支える環境を整えることは、
会社の健康にも必要なことでしょう。
ストレスは大なり小なり、誰でも持っているものですが
五月病かな?と感じたら、それはあなたが頑張り過ぎている証拠。
そんなときは、
十分に休息を取ったり、自然に触れ合ったり・・・
自分に合ったストレス解消法を見つけたりして
上手に付き合うことが大切です。
時には頑張ることも必要かもしれませんが、頑張り過ぎは禁物ですよ。
自分の心と体を大切にして、明るく楽しく前向きに進んでくださいね。
では、次回は 「ファッション」 でのコミュニケーションについてお伝えします。
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