メンズファッション:スタイルを良くみせる基本知識・その2【柄と色】

ごきげんいかがですか?ビジョンスタイリストⓇ 良岡侑宙です。

さて、男性の着こなしは、シーンによって様々な目的がありますが
スタイルを良く見せる」
というのは多くの男性に共通する思いでしょう。

今回は、主にカジュアルファッションのスタイルを良く見せるために役立つ
基本的な知識や考え方を数回に分けてご紹介します。

今回は二回目です。

色や柄でスタイルアップ

1)細身効果は「ストライプ・寒色系をチョイス」

細くスッキリと・・・という点において、基本はやはり縦ラインを強調すること。

それに効果的なのが、ストライプ。

縦ラインの強調によって、相対的に横幅をおさえて見せてくれるストライプ柄や、
収縮効果のある寒色系の色づかいは、細身効果抜群です。

ダークネイビーのストライプスーツなどは、両要素を兼ね備えた最たる例です。

また、スーツのように全体に使うのもアリですが、
細身に見せたいポイントで使うということも有効です。

例えば、半身のボリュームをおさえたい場合は、
「上半身にストライプ柄・寒色系をチョイスする」
といった具合です。

ストライプスーツストライプ青

2)ボリューム出すなら「ボーダー・暖色系をチョイス」

先程の縦効果の逆として、ボリュームを出したい時に効果的なのが、ボーダー。

肩幅がせまい、痩せすぎなどボリューム不足を解消するのは、ボーダー柄と暖色系です。
ボーダー柄であればボーダー幅が太くなるほど効果が大きくなります。

ボーダーメンズ

ボーダーオレンジ

3)足長効果を引き出す「靴とパンツの同色コンビネーション」

やはり、足を長くスッキリ見せたい!

その場合は、靴とパンツを視覚的に分断しない、
つまりパンツと靴の色調やトーンをそろえることが
足を長く見せるポイントです。

よく言われる
「ロングノーズ気味のシューズの方が足長に見える」
というのも確かですが、革靴でやりすぎると
「一昔前のホスト」っぽく見えてしまいます。。。

パンツと靴の同系色

4)足長効果を引き出す

上半身と下半身の境界をぼかす方法で脚長効果を狙いましょう。

上半身と下半身の境界をはっきりさせてしまうと足の長さが目立ってしまいます。

・トレンドのロング丈やビッグシルエットのトップスで、腰の位置や股の位置を隠してしまう
・レイヤード(重ね着)で境目を二つ作り上半身と下半身の境目をあいまいにする
・上下同系色で、色を分断させない
・ストールをそのまま垂らして、縦を強調する
のも効果的です。

脚長効果同系色ストール

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ビジョンカラー診断

「色」 というものは、自分が意識しないとなかなか取り入れることが出来ないものです。
特に男性においては、日常でネクタイの色を考える程度…かもしれません。

けれど、色を日常に取り入れることは、色と使っている人の心と体に影響を与えるのです。
比較的、秋冬に出る色味は、男性の方には抵抗感のないものが多いと思いますので
「色」をキーワードに、アイテムのイメージを広げるのも良いと思います。

【ビジョンカラー診断】では、自分に調和する=似合う だけではなく、
自分のなりたいイメージ、相手に与えたいイメージを色に取り入れることをお伝えしています。
ご興味ある方は、こちらをご覧ください。
【ファッション】ビジョンカラー診断&骨格スタイルチェック