この夏のファッションで目についた色
ファッションと色
ごきげんいかがですか?
さて、毎年様々な色のファッションなどが
出てきますが、その時期によって
色のイメージが違うということにお気づきですか?
単なる青ではなく、
春は水色に近かったり
冬は紺に近い色だったり
そして、各ブランドは
その色のイメージに近い色の服を
「今年の流行りの色」
というフレーズで提案してきます
流行色って誰が決めるの?
では、この流行色とはどのようにして
出来るのでしょうか?
レンドカラーになる大元の色は、
実シーズンの2年前に決まります
アメリカ、フランス、イタリア、イギリス、日本など
世界15ヶ国(2015年1月現在)の
代表が集まるインターカラー
(国際流行色委員会・本部パリ)において、
世界でも早い「流行色会議」が行われ、
流行色が選定・発表されるのです
日本においてのトレンドカラー
18ヶ月前~12ヶ月前に、
インターカラー情報を受けて、
海外市場ではトレンドカラーと
デザインの方向性を定め発表します
パリの「プルミエールビジョン」に代表される素材展が、
ヨーロッパを中心に次々と開催されます。
同じく、日本においても18ヶ月前~12ヶ月前頃に、
日本流行色協会(JAFCA/ジャフカ)が
インターカラーで選定されたカラーの傾向を参考にして、
日本国内の色彩の市場動向や
消費者のライフスタイルなどを考慮して
日本国内の流行色を予想します。
①レディスウェア
②メンズウェア
③プロダクツ&インテリア
④メイクアップ
というカテゴリに分けられて、
JAFCA会員に対して情報が提供されます。
(参考:https://www.jafca.org/)
これを基に、各シーズンのファッションカラーの
提案がなされます
今年目についた色
ちなみに日本流行色協会が提案した
2020年春夏JAFCAレディスウェアカラー
はこちらになります
カラーテーマ
“Future Esthesia” フューチャー・エセーシア(未来の感覚)
とし、下記の色が提案されました
原色にグレーが混じったような
色合いが目立ちます
自然、そして未来という感覚を色で表現した
・・そんなイメージです
きっと、このような色合いの洋服を
目にした方も多いと思います
私は、今期2のイメージカラーの服を
目にすることが多いと感じました
シーズンごとに、様々な提案がなされるファッション業界
なかなか、流行りの形を取り入れるのは難しい、
というかたは、色から、流行を取り入れてみませんか?