スラックスの 裾上げはどうすればいい?
ごきげんいかがですか?
ビジョンスタイリスト® 良岡侑宙です
スーツスタイルやジャケパンスタイルにおいて
「スーツを買うときに、裾上げを
”裾上げはシングル、ダブルどちらに致しますか?”
って聞かれるのですが、どちらがいいのですか?」
という質問をいただきます
お店で聞かれて、即答できずに悩んでしまうという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
どちらにするかは個人の好みでもありますが、
基本的な点をお伝えしますね
ビジネススーツの場合は?
伝統的な正装である燕尾服やモーニング、タキシードの裾には
折り返しはつかないのが一般的です
ダブルはスポーティーな印象とも言われますが、
ビジネススーツの裾上げは、
世界的に見てもダブルでもシングルでも問題はありません
裾上げダブルの幅は何センチが正解?
ダブルに仕上げるなら幅を何センチに仕上げるべきか?
一般的には「3.5cm〜4cm」の幅が
オーソドックスと言われています
太い幅に仕上げる場合は、全体のバランスが崩れないように
注意しながら調整しましょう
身長や足の長さ、スーツスタイル、所有する靴のタイプ、
好みなど個人差があるため、これらを踏まえて
しっかりと全身鏡の前で吟味することが何よりも重要です
裾のクッション(たるみ)は?
スラックスの裾と靴の甲の高さによって、
裾のクッション(たるみ)の入れ方も変わりますが、
基本的にシングルはワンクッション、
ダブルはハーフクッションかおススメです
ダブルでノークッションの場合は、
裾幅を細くして着ると映えます
裾上げのダブル・シングルは和製英語!
ちなみに欧米ではダブルは「turn up」
シングルは「plain」
欧米では、流行に関係なくビジネススーツは「turn up」が主流です